Brandon Flowers @ Brixton O2 Academy (UK)
Brandon Flowers @ Brixton O2 Academy 2015.5.21
英国ライブレビュー第三弾です。時系列は前後しますが、ブランドン・フラワーズ行ってきました。ピンとこない人はキラーズのボーカルの人と理解していただければ。その圧倒的歌唱力故ソロで活動したくなったのでしょう。個人的にはソロ作品にはあまり興味がありませぬが、すみません、英国入りしたその夜でしたので「何かしなければ…!」という何の根拠もないハイ状態を彼にぶつけた次第でございます。丁度たまたま偶然、日本から来ていた友達が行くという話だったので一緒についていきました。
さて、ライブ会場のO2アカデミーといいますのは、英国ライブハウスのチェーン店みたいなものです。日本でいうところのゼップとかクラブクアトロみたいな。O2アカデミーブリクストンはO2アカデミーでもキャパは最大級。中も装飾が凝っていてまるでラブホのようです。NMEからベスト会場に12年連続選ばれているそうな。何故O2アカデミーの話引っ張るのか、と思っているそこの貴方。このベニューは歴史的に凄い場所なんです。過去にギグを行ったアーティスト言いましょうか、セックス・ピストルズ、ボブ・ディラン、ローリング・ストーンズ、レディオヘッド、ザ・クラッシュ、N.E.R.D、キングス・オブ・レオン、フー・ファイターズ、コールドプレイ、ミッシー・エリオット、ピンク、R.E.M.、ピクシーズ(Wikipedia参照)。鼻血出そう。こんなとこでできるブランドン・フラワーズも大したもんだ。
まず初めにライブを見て思ったことは物凄い人気だということでした。そもそもキラーズはラスベガス出身のアメリカバンドなのに人気に火がついたのはイギリスからだったんですね、アルバムも出す度に1位。当時も僕はイギリスのバンドかと思っていました。日本でのライブは少ないですね。いつぞやかの来日時に当日に日程変更発表して大阪から遥々東京へ行った人たちが「キラーズ嫌い」とツイッターに投稿、僕のタイムラインが野次で溢れたことは記憶に新しい限りです。僕はちゃっかり三枚目のアルバムツアーをNYで見ております(自慢)。その時のボーカルの圧倒的歌唱力は記憶に残っています。
キラーズの話ばかりになってしまいましたが、ブランドン・フラワーズとしての楽曲は個人的には勉強不足でよくわかっていません(すみません)。しかし、隣にいた内気そうなナード少女が人が変わったように熱狂するくらいの質ではあるようです。やはりバンドサウンドがいいなあ、みんなもそう思っていたようでキラーズの曲をやった瞬間の盛り上がりが全然違うんだもの。Jenny Was A Friend of Mine、Read My Mind、Mr. Brightsideやってくれましたよ、儲け儲け。そしてアンコールでは、プリテンダーズのボーカルのクリッシー・ハインドが出てきてDon’t Get Me Wrongやってくれまひた。さすが英国、層が熱すぎる…と圧倒的な内容にあんぐりでした。ブランドンの来日はなさそうかなあ、キラーズ好きな人は行くといいかもしれません。質の高い”コンサート”が見られます。
1. Dreams Come True
2. Can't Deny My Love
3. Crossfire
4. Magdalena
5. Hard Enough
6. Jenny Was a Friend of Mine (The Killers song)
7. Lonely Town
8. I Can Change
9. Read My Mind (The Killers song)
10. Swallow It
11. Only the Young
12. Mr. Brightside (Jacques Lu Cont Remix) (The Killers song)
Encore
13. Don't Get Me Wrong (The Pretenders cover) (with Chrissie Hynde)
14. Between Me and You (with Chrissie Hynde) (Live Debut)
15. Still Want You
16. The Way It's Always Been
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